虫歯の進行速度を早めてしまう習慣とは

query_builder 2021/03/22
コラム
虫歯の進行速度がどれくらいなのか?と気になる人もいるでしょう。
しかし進行速度には個人差があります。しかし進行速度を早めてしまう習慣も存在します。
そこで今回は虫歯の進行速度を早めてしまう習慣についてご紹介していきます。

▼虫歯の進行速度を早めてしまう習慣
■過度の間食や糖分の過剰摂取
虫歯菌は糖分を得て酸をつくり出すことで虫歯がつくられ悪化します。
それは虫歯菌が出す酸が、歯を溶かしてしまうためです。
通常、唾液の働きにより酸は中和され、口の中は中性に戻りますが、感触を繰り返したり糖分を過剰摂取する習慣だと、唾液が追い付かない
などが出てきます。
口の中が酸性の状態が続くと虫歯の進行速度を早めてしまう危険性があります。
■長時間におよぶ飲食
虫歯の進行を早める習慣として長期間におよぶ飲食も原因となります。
飲食する時間が長ければ長いほど、口の中が酸性に傾く時間も長いためです。
■不十分な口内ケア
毎日は歯磨きをしている人であっても、磨き残しがあると虫歯の進行速度を早めてしまう可能性があります。
一部でも糖分が残っていると、虫歯菌が酸をつくり出してしまうためです。
丁寧に歯を磨いているつもりでも、食べカスの汚れはすべて除去するのは難しいでしょう。

▼虫歯の進行速度を遅らせることはできる?
残念ながら進行速度を遅らせることはできません。
しかし、虫歯の予防となる方法はいくつかあります。
■丁寧なブラッシングを心がける
ただ歯磨きをするだけでなく、歯ブラシの毛先をしっかり歯に立て細かく振動させるように磨いていきましょう。
また歯と歯のすき間は、デンタルクロスなどを使うのもおすすめです。
■間食の時間を決め、飲食後はケアをする
飲食量が少なくても長期的に間食を行うと、歯が酸にさらされる時間も多くなるため、虫歯の進行速度も早めてしまうのです。
そのため、間食は時間を決め、飲食後は歯磨きやうがいなどをすることを心がけることが大切です。

虫歯の進行速度は人それぞれ異なります。
進行速度を遅らせることはほとんどできないので、習慣や歯磨き方法を見直し虫歯を予防しましょう。